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木は適材適所。材料選びも家づくりの楽しさの醍醐味。

こんばんは。岡本和樹建築設計事務所です。

今週も水曜日になりましたよっ!

そうですそうです、当ブログは水曜日更新ですっ。

今週は久しぶりになってしまった現場レポートをさせていただきます!

まずは下田原の家です。

梁は杉の集成材。

床合板は杉のハギ板。

これは 1階のリビングになる部分ですが・・・

そうです。

2階の床の裏側と梁が、全部化粧で現しになるんです!!!

上棟したときから仕上がった状態。

完成時には素材の良さをそのままにした潔い空間が出来上がるはずです。

宇都宮市下田原町の家。オープンハウスを6月半ばにさせていただく予定です。

ぜひ楽しみにしていてください!

素材感あふれる空間でありながら、シャープさを失わない。

そんな仕上りを体感頂きたいと思っています。

もうひとつ工事中の家をレポートさせていただきます。

こちらは那須烏山の家です。

玄関引き戸の枠のディテール。

杉と桧のハイブリッドです。

外枠が桧。内枠が杉。

那須烏山の家は、構造躯体から化粧材まで、杉も桧で出来上がっています。

しかもすべて日光材。

ただの地杉、地桧じゃないんです。

枠材に関してはすべて日光杉の、なおかつ柾目のみを使用。

階段材などの造作材は日光桧の4面上小節(ほぼ無節のもののほうが多いです)を使用。

おいそれと図面に書けないような代物が普通に使われています。

材木屋さんとの仕事であるからこそできる建築です。

那須烏山の家は5月末頃にオープンハウスをさせていただく予定で工事をしてもらっています。

こちらもぜひぜひご来場いただければと思います!

材料は適材適所。

設計も適材適所。

プランや詳細を考えるだけではない。

使用できる材料を最大限に活かすことも設計事務所の大切な仕事のひとつだと考えて仕事をさせていただいています。

ものづくり。よりよいものをよりよい使い方で。

これはとてもむずかしく、だからこそたのしいものであるように思います。

建て主様と家づくり自体をたのしむこと。

材料の選定。

それは家づくりにおいてとても大きなたのしさのひとつです。


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