こんばんは。岡本和樹建築設計事務所です。
高根沢の家(仮称)の着工に向けて、工務店さんと打合せをしました。
製材・加工すべてを自社で行う材木屋さんでありながら、建築工事一式を請け負う会社さんです。
日光の会社なので、床には桧を使うことはもちろんのこと、
建材はほぼ「日光杉・日光桧」を使用します。
なおかつ部位もどこを使うか相談。
木材も使うところによって性質が変わります。
繊維が真っすぐな部分のみを「柾目」。
木目が木目模様にならず、直線になります。
反りにくい板ができるという部位です。
上の図からもわかるように取れる部分が少ない、希少価値が高い部分になります!
板目部分を混ぜずに、製材することを「柾目取り」といい、今回は枠材をすべて柾目で製材していただくことになりました。
高価になってしまうので、通常は・・・
板目で枠を作ることが多いです。
ですが、高根沢の家は・・・
柾目で枠を作ってもらいます。
木目も美しく。反りにくい!
着工まですこしゆとりがあるので、可能であれば白木の部分を含まない赤身の部分だけで木取りしてもらう予定です。
赤身だけのシャープな木目のラインが、空間全体の雰囲気をどう変えていくか。
現場か始まりましたら進捗をレポートしていきますね。
今週はこのあたりで。
PS・・・
今週も水曜日ではなく木曜日(しかも夜・・・)になってしまいました。
来週はちゃんと水曜日に・・・。