こんばんは。岡本和樹建築設計事務所です。
今週は、WAKHAUS(立木の家)web内覧会、2回目をお送りします。
先週は外観をお送り致しましたので、今週は内部をweb上で内覧していこうと思います。
玄関から入りまして・・・
玄関ドアは木製ドア。
鋳物の把手や鍵。ドアクローザーを黒で統一をしています。
玄関入って正面。
大きなFIXサッシが東向きにしつらえられ、明るい玄関になっています。
壁には建て主様のお気に入りの絵が。
玄関の横には奥へと通り抜けられるシューズクロークが配置されています。
玄関の戸を開けると吹抜のちょうど真下へ。
左手には1.5階のリビングがあり、
右手にはダイニング・キッチンというレイアウトです。
キッチンはシンクとコンロがセパレートした形。
油汚れの強いコンロを壁付けとし、日々のお手入れが楽になるように配慮したレイアウトです。
ご夫婦ふたりで料理をされるため、セパレートのキッチンは広々使え、とても便利そうです。
料理→配膳がとてもしやすい横並びのダイニングテーブルもプランニングのポイントです。
料理を横目に階段を上ると、
リビングスペースへ。
1階のダイニング・キッチンと吹抜を介してコミュニケーションが取れつつ、個室のような落ち着きのあるリビングスペース。
2階のスタディコーナーともつながり、階を変えながらも連続空間としてつながるスキップフロアのプランニングです。
リビングは室内窓を通して、寝室ともつながります。
勾配なりに張られたタモベニヤが、
室内窓を通して寝室へと連続していきます。
就寝時には室内窓部分のカーテンを閉め、個室になるようになっています。
普段はガラスを通して、2室がつながり、奥行きのある空間に感じられるように考えた形です。
室内窓はリビングの南窓と寝室の北窓で風通しを得られるよう開口できるようになっています。
寝室の壁一面は本や小物をしまう、大きな本棚が。
趣味のものや読みかけの本で、就寝前の時間が豊かになりそうです。
ご紹介したいところがたくさんある家でなかなかのボリュームになりそうなので、今週はこのあたりでしまおうかと思います。
次週は水廻りや収納など細やかの部分をご紹介できればと思います。
施工:株式会社大垣建築
作庭:装景NOLA
写真:矢野津々美
設計・監理:株式会社岡本和樹建築設計事務所