こんばんは。岡本和樹建築設計事務所です。
上桑島の家。改め「kunoji」。竣工致しました。
名前の通り、建物が135°のくの字に曲がる家。
90°ではない理由はリビングから視線が抜けるほうを選んだためです。
135°の大きな角度で開くことで自然と緑が目に飛び込む。
またリビングを2階にあげることで、周囲の住宅から高さの違いでプライバシーを確保しながら、
隣家の暮らしを気にせず、ゆったりと暮らせるような工夫です。
構造躯体であるくの字に曲がる木組みをそのまま仕上げとした当事務所得意のつくり。
今回はさらにバルコニーも木組み現しです。
フラットに仕上がらない木造躯体の現しはやっぱり夜の陰影がキレイ。
思い入れのある建築がまたひとつお引渡しになります。
これからこの家でどんな暮らしをしてくれていくのか。
作り手としてなにより楽しみです。