こんにちは。岡本和樹建築設計事務所です。
第33回栃木県マロニエ建築賞において、「大屋根の家」が優良賞を受賞致しました。
1階から一枚の屋根が登り、2階まで包み込む大屋根。
車椅子使用者である家人が、外部から玄関、そしてリビングへとスロープで段差なく使用できるように。
そのまま勾配天井の内部空間を作り出す。
キッチンも車椅子使用者もバリアなく使えるように下部はフルオープンのオーダーキッチン。
昨今の新型コロナウィルス感染症の世情のため、自宅でのワークスペースの需要が増えています。
例にもれず大屋根の家の場合も、在宅ワーク。
ワークスペースにいながら、リビングとの接点を検討した住宅でもあります。
透明のポリカーボネート板による扉で間仕切りをし、目線を通しながらも個室となるような室空間をご提案いたしました。
どの部屋にいても東側の中庭の緑が楽しめる大屋根の家。
弊社従来の設計趣旨である、庭と室空間のつながりもきちんと実現されています。
詳しくはマロニエ建築賞HPにてご覧ください。
栃木県庁本館15階企画展示ギャラリーにて、11/6(土)から12(金)午後1時まで応募作品すべてのパネル展示がございます。
よろしければご覧になってください。
最後に、栃木県の建築賞を受賞でき、たいへんうれしく、お施主様にも喜んでくださり本当に光栄です。
今回はこのあたりで失礼致します。
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