大屋根の家 竣工写真公開-その③

こんにちは。岡本和樹建築設計事務所です。


大屋根の家 竣工写真をっご紹介する前に、ひとつだけ告知です。



5/22(土)・23(日)、下野市小金井5丁目にて、2棟同時に完成現場見学会を開催させていただきます。


同じ分譲地内なので、歩いて2棟同時に御見学可能です。


詳細は近日中に公開させていただきます。


今回も予約制になりますので、お電話またはメールにてお問合せください。


ぜひご覧になっていただきたいと思います。




さて、同じ分譲地内に先に竣工したのが、これから紹介する「大屋根の家」です。


まずは水廻り。キッチンです。



キッチンの下部がすべてオープンで椅子に座りながらゆっくり料理を楽しむことができます。



キッチンの家事動線は基本的には横移動。


足元がフリーのキッチンは平面的な広さ以上に使いやすくなるかと思います。



奥へと広々とした動線を通り、先には洗面室です。




オープンな洗面室は朝の忙しい時間に家族が並んで身支度できるというメリットがありますね。


湿気もこもらず、気持ちよく準備ができそうです。



階段からリビングを見下げる。


吹抜による高さの変化。


大きな木製サッシに添って階段を上り下りしながら、室内や屋外の景色の変化を楽しむ。


こうした仕掛けで、なにげない日常の動きがたのしく豊かなものになるといいと思います。




横にも視線が抜け、



縦にも抜ける。


温熱環境は室内の体積が小さく窓も小さい方が、冷めにくく暑くなりにくい家になることは間違いないと思いますが、それ以上に気持ちよく豊かな空間になる仕掛けも生活には大切なのではないでしょうか。


もちろん、窓の外に庇や屋根を設けて、夏の日差しを遮ったり、窓の方位を考え冬の日差しを取り込むようにすることは当たり前のこととして大切だと考えています。



階段を上り2階へ。


家族で使う本棚が作り付けで備えられています。


寝る前にここで本を選んで寝室に向かう。毎日のそんなシーンを想像しながらプランニングを致しました。



本棚の隣にはコンパクトながらもワークスペースがあります。


作り付けのデスクと本棚で、椅子や観葉植物を置いてもひとりで使うには十分かと思います。


むしろちょうどいい広さで集中できるのではないでしょうか。



デスク右手にはリビング前の庭が見られます。


仕事中にふいに目に入る緑がきっと集中力UPにつながってくれると思います。


こちらは2階の寝室です。


屋根形状の頂点がちょうど部屋の真ん中になり、三角屋根の切妻天井。


屋根はそのままルーフバルコニーへとつながり、くりぬいた空が見えながら、道路や隣地からの視線は届かないプライバシー性の高い寝室です。



大屋根の家の竣工写真のご紹介、いかがでしたでしょうか。


暮らしを豊かにするたくさんの工夫を盛り込みながら、木の質感をしっかりデザインし、ぬくもりがあり、かつやわらかな室内外空間とする。


生活動線や日射のコントロールなどパッシブなデザインはもちろん考慮しながら。




お施主様の暮らしを想像し、イメージを共有しながらひとつの形として作り上げる。


住宅設計はとても繊細な仕事だと思います。


だからこそやりがいをとても感じます。


最後まで丁寧にお仕事をしてくださった職人さんや工務店関係者様も、そのイメージや暮らしを作り出す誠意をとても大切にしていただき、最後のお引き渡しまで力を貸してくださいました。


これから大切に住み継がれていってくれるような家をひとつひとつ作る。


そんなチームが設計・施工・お施主様でできれば、とても幸せなことだと思います。


施工:株式会社川中子住建

棟梁:大越大工

作庭:装景NOLA

写真:矢野津々美

設計・監理:株式会社岡本和樹建築設計事務所