こんにちは。岡本和樹建築設計事務所です。
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季節はすっかり春になりましたね。
5月竣工物件が2件あり、外構の打合せや内部造作の打合せで現場打合せが増え、季節感を感じる機会が多く、外での打合せが気持ちいいなと感じております。
さて今回は前回に引き続き、「大屋根の家」の竣工写真のご紹介です。
玄関を開け、内部を見ると、
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木塀で囲われた中庭が。
窓で切り取られた庭。
来客をもてなす景色としても、また普段の生活で自然と緑が目に入る豊かさとしてもとても大切だと思います。
スチールの階段と植栽という素材の対比も同時に目に入り、生活と自然が混ざり合うような玄関になったのではないでしょうか。
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玄関から見える東側の庭はリビングを大きく包み込みます。
木製サッシの大きな開口は吹き抜けとなり屋根なりの天井まで大きく室内を覆います。
空と庭とを切り取りながら外とつながり、それでいて外からの目線が気にならない囲われた庭。
なるべくカーテンのいらない開口部の作り方が気持ちのいい日常を作り出すのではないでしょうか。
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木塀で囲われた東側の中庭。
こちらは、
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寝室からも、
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書斎からもたのしめます。
3月の撮影でしたのでまだまだ小さな小さな新芽しかでていないですが、枝の姿を楽しむ季節もそれはそれで風情がありますね。
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ぷちぷちと小さな新芽の準備。
1年、また1年と繰り返し住んでいく。
家族の年齢とともに暮らしは変化していくかと思いますが、庭はいつまでも同じ場所にある。
お庭の木、引っ越した時より大きくなったね。
と、いつか家族で話す日もくるでしょう。
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さてさて今日は玄関やリビング、書斎から見える東側の中庭をテーマとしてお話しさせていただきました。
分譲地などの整理された土地では自然に目に入る景色は豊かなものとは限りません。
遠くに山が見えたり、隣の家の庭がとてもきれいだったりすればその景色をお借りすることもできると思います。
そうでない場合は、自分の土地で景色を作る必要があります。
作り出す景色をきっかけにプランニングをし、暮らしの中心を考える方法もひとつの良解なのではないでしょうか。
では、今回はこのあたりで。
作庭はいつもお世話になっている、装景NOLA 長谷川さんです。
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