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住宅街の奥に周囲を建物に囲われたように建つ住宅。

大谷石畳の​中庭を中心にL形に配置された間取りは、周囲からの視線を防ぎ、守られたような感覚に。

大きな木製の門を開け、細長いアプローチを経て、中庭に入り玄関に至る。

玄関はリビングと一体の土間になっており、暖炉がそこに。

既存の木部や土壁に合わせ、床や壁を修繕。

また、浴槽とトイレと洗面が一体のホテル形式の形だったため、和室を含め改装し、ランドリールーム・洗面室・トイレ・浴室を個室に。

2階にもあった浴室を解体し、寝室を広くした。

外観は痛んでいた部分を修繕し、木部はすべて再塗装。

1階屋根上部に設えられていたウッドデッキはすべて新規に作成している。

アプローチも石畳と砂利とコケ、そして手水鉢を置き、東側に背の高い木塀を新規に制作。

風情とプライバシーの両立した入口になった。

既存の建物は「龍雲院」と名前の付く住宅。

​中国系建築家の自邸だったものを弊社で改築設計させていただくことができ、とても光栄な仕事となった。

木造2階建て リノベーション
東京都世田谷区

2024年竣工

施工:昭栄創建

作庭:装景NOLA

​​撮影:矢野津々美​​

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